路線紹介:新百合線
路線リスト
系統路線名運行区間所管備考
新21新百合嶮山スポーツガーデン〜もみの木台〜新百合ヶ丘駅虹が丘小田急バス町田営業所と共管
新23新百合あざみ野駅〜嶮山スポーツガーデン・もみの木台〜新百合ヶ丘駅虹が丘小田急バス町田営業所と共管
年表
年月内容
1989.4.10新百合線【新21】新百合ヶ丘駅〜嶮山スポーツガーデン間運行開始。小田急バス町田営業所との共同運行。新百合ヶ丘6:25始発〜21:40終発、嶮山スポーツガーデン6:16始発〜21:40終発、運転間隔:朝11〜30,昼30,夜30分。
1991.6.16新百合線【新23】新百合ヶ丘駅〜あざみ野駅間運行開始。
2009.4.1停留所名称変更:「王禅寺小学校前」→「王禅寺中央小学校前」,「王禅寺中学校」→「王禅寺中央中学校」
2011.5.16停留所名称変更:「日立研究所入口」→「王禅寺坂上」,「日立研究所下」→「王禅寺東三丁目」
2012.4.1大幅なダイヤ改正。平日土曜の朝に運行されていた【新21】は東急バスの単独となり、嶮山方向は平日最終、休日日中の運行に。土休日の夕方以降は15分間隔の運行に。
路線ガイド
東急バス初の新百合ヶ丘駅乗り入れ
 小田急小田原線・多摩線新百合ヶ丘駅と東急田園都市線あざみ野駅を結ぶ路線。全時間帯に運行されている新23系統・新百合ヶ丘駅〜あざみ野駅と、朝ラッシュ時のみの新21系統・新百合ヶ丘駅〜嶮山スポーツガーデンの2系統が運行されていますが、1989年4月10日に開設された時は、新21系統のみの運行となっていました。新23系統の運行開始は1991年6月16日で、東急バスの新百合ヶ丘駅乗り入れ、小田急バスのあざみ野駅乗り入れに、両者とも抵抗があったようで新23系統の開設は遅れていたようです。
常にロング車が走るワケ
 新23系統が結ぶ新百合ヶ丘駅・あざみ野駅は、どちらも複数路線が乗り入れるターミナル駅であり、また鉄道を使うと遠回りになることから、全線乗り通す乗客も多いです。さらに、王禅寺・すすき野などの住宅街を経由し、桐蔭学園の学生も利用するため、慢性的に混雑している路線です。そのため、東急バス運行便では基本的に長尺車を投入し、積み残しの無いよう努力が行われています。しかしながら、共同運行の制約もあるようで、運行開始からほとんど増発は行われていません。
今も運行される新21系統
 駅と駅を結ぶ路線では無いため、現在では平日・土曜の朝ラッシュ時のみの運行となってしまった新21系統ですが、嶮山スポーツガーデン→新百合ヶ丘駅間の始発便、桐蔭学園の学生輸送の役割を担っています。嶮山スポーツガーデンでは、黒須田みすず線が使用している嶮山折返所で折り返しを行っています。そのため、新21専用の嶮山スポーツガーデン停留所も用意されています。
 運行本数は日中だと20分間隔、所要時間は30分弱となっています。電車を使うと時間も料金も大幅に掛かるので、新百合ヶ丘から田園都市線方面に抜けるためにはオススメの路線です。
写真
  • 東急運行の新23。400番台スーパーロングでの運用が目立ちます。
    NJ483 新百合ヶ丘駅 2010.12
  • たまにセミロング車が運用に入ることも。
    NJ8794 新百合ヶ丘駅 2011.3
  • 虹が丘営業所→王禅寺坂上の急坂を登るロング車。
    NJ492 王禅寺坂上 2011.6
  • 朝のみ運行される区間便、新21。
    NJ492 新百合ヶ丘駅 2011.6