小田急小田原線・多摩線新百合ヶ丘駅と東急田園都市線たまプラーザ駅を結ぶ路線。2003年7月16日に開設された、比較的新しい路線です。この路線が開設されたことによって、それまで田園調布学園大学まで乗り入れていた美しが丘線た71系統が美しが丘西までに短縮、朝夕ラッシュ時のみ運行されていたた52系統(覚永寺循環)は廃止となるなど、大規模な改変が行われました。
東急バスが新百合ヶ丘駅に乗り入れるのは、新百合線、新百合羽田空港線、新百合成田空港線に続き4路線目で、今回も小田急バスと共管となっています。小田急バスでは新25系統の区間便となった新20系統(新百合ヶ丘駅〜田園調布学園大学)と同じく生田営業所所管となっています。
新百合線程ではありませんが、それでも混雑の激しい路線です。また、運行本数は一時間に1〜3本とかなり少ないため、発車時刻前には長い列が出来ています。それでも東急バスでは長尺車固定にすることなく運行に当たっています。ツーステップや短尺車も使用されており、充当車両のバリエーションが豊富です。なお、途中は尻手黒川道路を走ることになるため、軽快な走りを味わうことが出来ます。
また、たまプラーザ駅側からの出入庫路線として、新25系統新百合ヶ丘駅〜覚永寺・保木入口〜虹が丘営業所も運行されています。「新」系統なのに新百合ヶ丘駅に行かないのが特徴です。ちなみに、バスコレ第15段のNJ8794は、この出庫便の行先が再現されています。
運行間隔は日中だと約40分、所要時間は30分弱で、新百合線と比べるとパターンダイヤではないため利用しづらいです。ただ、所要時間・料金を考えると電車よりもオススメな路線です。