鶴川駅を経由して鶴川団地に至る長距離路線。「買物バス」という扱いで、町田駅から電車で鶴川に移動してからバスを利用するよりも、運賃が安く設定されています。
町54と鶴11をつなげたようなこの路線ですが、鶴川団地方面での混乱を防ぐため、運賃は全区間で前払いとなっています。
所要時間は、ダイヤ通りにいけば４０分。それでも電車よりお得なので、町田駅→鶴川団地方面への利用客は多いです。

町田駅に乗り入れる町50〜町55系統は、POPビル前にあるバス停に乗り入れるため、「POP」と呼ばれています。鶴川駅に乗り入れる路線と違って神奈中バス単独であるため、ほとんどパターンダイヤとなっています。
町51系統は、町田駅と北側にある本町田団地を結ぶ循環路線。行先は「本町田団地」とありますが、そのような名前の停留所は経路上に存在していません。
町田駅を出ると、養運寺まで金井経由と並走しますが、本町田団地周辺の１キロほどは単独区間となります。そのあと、南大谷都営前にて町03・町76系統と合流し、狭隘路を抜けて町田駅に到着することになります。なお、町03・町76系統とは市役所前で分かれることになります。
町田駅周辺は単に道が狭いというだけではなく、人通りも多いので、乗っていてもヒヤヒヤすることがあります。

鶴川と町田を結ぶ路線は、町36（バスセンター発着）・町50・町52・町53・町54の５系統があります。町田駅発着の４系統は、本町田経由の町53と、金井経由の町50・町52・町54系統に分かれます。
なお、金井経由の路線は、途中で藤の台団地付近を通ります。この団地を経由するのが町50・町54系統で、直通で鶴川に向かうのが町52系統となります。
町52系統は主にラッシュ時間帯に運行されています。所要時間は２２分となってはいますが、渋滞によって遅れることも多いです。

町55と鶴33系統をつなげたような路線。町田駅を出ると、野津田車庫に程近い袋橋まで町55系統と並走、袋橋からは鶴33系統と合流します。
運賃も所要時間も小田急線よりはるかに高いため、全線を乗りとおすお客さんは少ないです。途中停留所で乗客がゼロとなることもしばしば。
土曜の夕方などは道路渋滞のためによる遅延が激しくなります。スターフ上では２６分ですが、１時間かかることもあるとか…。逆に、２６分で終点に着くのは、休日の朝くらいだそうです。

町52系統の、藤の台家団地を経由するバージョン。金井小学校入口から町52系統と別れ、藤の台団地バスターミナル内で折り返し、再び本線に戻ります。
町田ターミナル〜藤の台団地が運行されているため、町54が運行されるのは日中の数便となっています。
また、誤乗防止のためなのか？「藤の台団地」の文字を入れられなかったのか？詳しいことはわかりませんが、LED表示がほかの系統と異なっています。

POPの出入庫路線。出入庫路線と言っても、鶴33と同じくこの路線を往復するダイヤも多く存在します。
町田営業所の神奈交委託分では、最も始発が早いのがこの路線です。運行本数も非常に多く、なおかつパターンダイヤなので非常に利用しやすいです。
2007年には深夜バスの運行も開始されています。委託分では藤の台系統（町41・町42）の次に規模が大きい路線だと思います。