いすゞ:KC-LV380L
転属することもなく、12年間虹が丘の丘陵地を走り続けたNJ1558。
1996年から1999年にかけて、荏原・虹が丘・東山田に配置された型式。東山田のみ、日吉線に充当する都合上から、マーカーランプ・バックアイ搭載していて、混雑対策のため中ドア向かいの座席が無い仕様が導入された。
導入からしばらく動きは無かったが、2006年3月の横浜市営バスからの43系統委譲に際し、東山田のH1561〜1564が虹が丘に移籍、その後、2008年にH1567がこの型式の配置実績の無かった弦巻に移籍した。なお、移籍時にいずれもバックアイは撤去されている。
1996年式である1500番台が15台という大所帯であったが、2008年度にすべて廃車に。現在では、荏原に所属するE1750(1998年式)、E1850(1999年式)が残るのみである。
公式側
虹が丘生え抜きの1500番台。登場時は全車方向幕でしたが、市43系統委譲によるコマ追加のため、LED表示機に一斉交換となりました。
U-LV324Kと同じく短尺であるものの、いすゞではKC-代にマイナーチェンジにより、全長がL尺・N尺・Q尺の3種類に整理されたため、全長は異なっています。また、直列6気筒から新たにV型8気筒に変更となったため、エンジン音も大きく変わりました。
NJ1559
たまプラーザ駅にて
日吉線仕様の車両。前面行先表示機の上にはマーカーランプが備えられています。また、マーカーランプの形状も、全車が取り付けられていた1995年度までのもの異なるため、少し不思議な印象も受けます。
写真は、横浜市営地下鉄グリーンライン開通に伴い、休日0.5回にまで減らされてしまった日52系統充当中のもの。南日吉団地の名称が変わり、LED表示も変更となったため、この表示自体が見納めとなってしまいました。
H1565
東山田営業所前にて
非公式側
U-LV→KC-LVのマイナーチェンジによって、ブレーキランプの形状も、これまでの柿の種型から角型に変更となりました。
リアの社番の位置は、営業所や車両によってまちまちだったようです。
NJ1555
たまプラーザ駅にて
東山田車は、リア行先表示の上にバックアイ(バックカメラ)が取り付けられていました。
日吉線は、非常に狭い道を走るものの、乗客はとても多いため、やむなく大型車で運行しており、途中すれ違いが困難なった時のためにバックアイが取り付けられているそうです。
H1567
日吉駅にて